Work
14『ある男』
Publication date: 2018/09/28
常に「現代」を直視し、その最先端で思考し続けてきた著者のデビュー20年目の到達点!
弁護士の城戸は、愛児と夫とを立て続けに失ったかつての依頼者から、死んだ夫が、実はまったくの別人だったという奇妙な相談を受ける。
調査を始めた彼は、次第に明かされる謎の男の生への共感から、自らのアイデンティティをも激しく揺さぶられてゆく。
――前作の「過去は変えられる」という主題を引き継ぎつつ、現代人の生の困難と希望を、哲学的な含蓄に富んだ、繊細な筆致で描ききって大きな感動を呼んだ。過去に翻弄された大人たち、未来を生きようとする子供たちを見つめる作者の眼差しは優しい。第4期を象徴する傑作。読売文学賞受賞。
First Appearance
『文學界』2018年6月号
Reviews&Interviews
・『クローズアップ現代+』(2018年9月18日放送)の特集「”縁切り死”. なぜ愛する人が突然…」出演。
・『ダ・ヴィンチNEWS』(2018年9月28日放送)書評記事が掲載。
・文春オンライン(2018年9月28日)オードリー若林正恭さんによる書評記事が掲載。
・J-WAVE「BOOK BAR」(2018年9月29日OA)書籍紹介記事が掲載。
・『朝日新聞』(2018年10月3日夕刊)にインタヴュー「わたしたちを形作るもの」掲載。
・『読売新聞』(2018年10月7日夕刊)インタヴュー掲載。
・『ダ・ヴィンチ』(2018年10月7日発売)注目の新刊情報コーナーで紹介記事が掲載。
・『Steady』11月号(2018年10月7日発売)書籍紹介コーナーで紹介記事が掲載。
・『日経新聞』(2018年10月15日夕刊)インタヴュー掲載。
・『読売新聞』(2018年10月16日朝刊)インタヴュー掲載。
・『女性セブン』(2018年10月18日発売)書籍紹介記事が掲載。
・『西日本新聞』(2018年10月19日)インタヴュー掲載。
・『西日本新聞』(2018年10月20日朝刊)「カリスマ書店員の激オシ本」紹介記事が掲載。
・『東京新聞』(2018年10月21日朝刊)インタヴュー掲載。
・『UOMO』12月号(2018年10月24日発売)書評記事が掲載。
・『週刊ポスト』(2018年10月26日発売)書評記事が掲載。
・『週刊現代』(2018年10月27日発売)芳川泰久氏による書評記事が掲載。
・『女性自身』(2018年10月30日発売)インタヴュー掲載。
・『女性セブン』(2018年11月1日発売)インタヴュー掲載。
・『本の雑誌』12月号(2018年11月3日発売)三省堂書店大塚祐子さんによる書評記事が掲載。
・『毎日新聞』(2018年11月4日朝刊)沼野充義氏による書評記事が掲載。
・『すばる』12月号(2018年11月6日発売)福嶋伸洋氏による書評記事が掲載。
・『Precious』12月号(2018年11月7日発売)インタヴュー掲載。
・『新潮』12月号(2018年11月7日発売)大澤真幸氏による書評記事が掲載。
・『群像』12月号(2018年11月7日発売)武田将明氏による書評記事が掲載。
・『女性自身』(2018年11月13日発売)インタヴュー掲載。
・『週刊新潮』(2018年11月15日発売)鴻巣友季子さんによる書評記事が掲載。
・『AERA』(2018年11月19日発売)インタヴュー掲載。
・『産経新聞』(2018年11月22日朝刊)インタヴュー掲載。
・『朝日新聞』(2018年11月22日朝刊)「折々の言葉」コーナーにて作品内の一節が掲載。
・『週刊朝日』(2018年11月23日発売)「ベストセラー解読」コーナーに長薗安浩氏による書評記事が掲載。
・『北海道新聞』(2018年11月25日朝刊)インタヴュー掲載。
・『朝日新聞』(2018年12月8日朝刊)書評記事が掲載。
・『共同通信』(2018年12月16日配信)「今年の収穫」コーナーに書評記事が掲載。
・NHKラジオ『ラジオ深夜便』(2018年12月16日OA)書評家・永江朗さんが書籍紹介。
・『小説トリッパー』(2018年12月16日発売)鴻巣友季子さんによる書評記事が掲載。
・『朝日新聞』(2018年12月19日夕刊)「回顧2018」コーナーにて書評掲載。
・『東京新聞』(2018年12月19日夕刊)「文芸 この1年」書評掲載。
・『東京新聞』(2018年12月23日夕刊)俵万智さんによる書評記事が掲載。
・『毎日新聞』(2018年12月26日夕刊)阿部公彦氏、田中和生氏による書評記事が掲載。
Awards
読売文学賞